お役立ち
ちょうど梅雨の時期に起こる「梅雨型熱中症」をご存知ですか?熱中症もですが、この時期に危険な「梅雨型熱中症」の正しい情報と知識をを得て、日常やお仕事の際には、以下のことに気をつけながら予防・対策の工夫をしましょう!万が一の応急処置も一緒にご覧ください。
[梅雨型熱中症とは・・]
梅雨型熱中症とは、高い湿度の環境下で発症する熱中症で、気温が25℃位でも湿度が高いと汗が蒸発しにくくなる為、体温調節がうまくいかず熱中症になってしまう事があるといいます。
[梅雨型熱中症の症状]
多湿・高温の環境にいる/いた(目安は気温25℃以上、湿度60%以上)場合で、以下のような症状が出たら、梅雨型熱中症にかかっている危険性があります。
・頭痛、めまいや立ちくらみ
・吐き気や嘔吐がある
・筋肉痛、こむら返りや筋肉のけいれん等
・身体が重くだるい
・熱がある
[梅雨型熱中症の予防・対策]
日頃から正しい予防方法を知り、普段から気を付けることで防ぐことができます。
・空調などで気温と湿度を快適に保つ(目安は室温25〜28度、湿度50〜60%)
・吸湿性・速乾性などの快適な衣類を着用する
・こまめな水分と適度な塩分の補給をする
・適切な食事と睡眠環境を整える
・暑熱順化の獲得(運動や入浴で、汗をかく練習をしたり、暑さに慣れる)
[梅雨型熱中症の応急処置]
1.涼しい場所へ避難する
エアコンが効いている室内・車内や風通しのよい日陰に移動し安静にする
2.衣類をゆるめ、身体を冷やす
氷枕や保冷剤で両側の首筋、脇の下、足の付け根を冷やし体温を下げる
3.水分や塩分、経口補水液を補給する
水1Lに対して塩分は1g~2gまたは水分と塩分を含むタブレットなど
※応急処置をしても症状が改善されない場合は医療機関を受診しましょう。
※救急車を呼んだが方がいいか、今すぐに病院に行った方がいいかなど、判断に迷う場合は、専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口「救急安心センター事業(♯7119)」に電話することで、救急相談を受けることができます。
その他、参考になるお住いや管轄の自治体のホームページなどもご覧ください。
2025/05/21投稿
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